学校行事(展覧会)における「マチアルキ」活用事例

東京都荒川区立第三峡田小学校 全学年
教科または分野
学校行事

活用したICT機器,環境など
タブレット端末,プレゼンテーションソフト
東京都荒川区立第三峡田小学校 全学年
教科または分野
学校行事

活用したICT機器,環境など
タブレット端末,プレゼンテーションソフト
実践の概要

本校では,子どもたちが図画工作の時間でつくった作品を保護者や地域の方に公開する展覧会で「マチアルキ」を活用した。来場者にタブレット端末を配布し,作品鑑賞をしながら「マチアルキ」でその製作過程も見ることができる展覧会を実施した。日頃見ることができない子どもたちの造形活動のようすが見られたことで,保護者からも好評を得られた。

実践のねらいと目的

子どもたちが作品を完成させるまでには,授業の中で試行錯誤を繰り返し,クラスの仲間と話し合い,意見交換もしている。こうしたようすを保護者が見る機会として,授業参観を実施しているが,限られた時間ということもあり,参加できない保護者も多い。そこで, 一人でも多くの保護者に,日頃の子どもたちのようすを知ってもらいたい,完成した作品だけではなく,その製作過程や意欲的に活動する子どもの表情を見てもらいたいと考え,「マチアルキ」の活用に至った。

マチアルキ活用のメリット

これまでの展覧会でも,製作過程を撮影した写真を掲示したり,電子黒板で掲示したりしたが,紙では情報量に限界があり,電子黒板では,多くの人が見たい情報をいつでも見られるわけではなく課題を感じていた。「マチアルキ」は指定した画像に端末をかざすだけで,いつでも必要な情報にアクセスすることができる。保護者は,子どもたちの作品を鑑賞しながら,同時にその製作過程をいつでも何回でも見直すことができ満足度が高い。学校と保護者の双方にとってメリットが大きいと感じている。

実践の内容
1. 素材の選択

授業中に撮影した写真の中から,作品の製作過程や子どもの表情が分かるものを選択した。

2. 動画の制作

選択した写真をプレゼンテーションソフトで編集し,動画に変換して多くの写真を一度に見られるようにした。

3. マーカー画像の制作

マチアルキの「画像認識機能」で用いるためのマーカー画像を制作し,動画との紐付けを行った。

4. 展覧会

展覧会では,子どもたちの作品の近くに該当のマーカー画像を掲示し,作品を見ながらその製作過程の動画を簡単に見られるよう配慮した。

5. 保護者の声

保護者からは「学校での活動のようすを知ることができた」「どのようにつくっているのかが非常にわかりやすかった」などの声を多数もらった。

実践の成果や今後に向けて

今回は,プライバシー保護の観点から学校で保有しているタブレット端末を保護者に貸し出したので,準備に時間がかかった。次回は,「マチアルキ」の限定公開機能を活用して,保護者の端末でコンテンツを見られるようにすることも検討したい。

この取り組みを通して,子どもたちの学校活動の発信ツールとして「マチアルキ」は大変有効であると感じた。普段から子どもたちの活動を記録しているわけではないので,今後は子どもたちのようすを積極的に記録し,学芸会や周年行事でも活用していきたいと考えている。